2021年(一社)西条青年会議所
理事長 戸田 潤二郎
【スローガン】
下を向くな前を向け!
~はじめに~
全世界が新型コロナウィルスによって今まで当たり前だった生活が急変してしまった今日。思うように働けないストレス、様々な活動における自粛や制限で、向上意欲までもが消えようとしている今、我々西条青年会議所が如何にリーダーシップを発揮し、新型コロナウィルスによって低迷している地域や、不自由な思いをしている未来を担う子供たちの為に何ができるか試されていると思います。
何かをする事において「出来ない」と言うのは簡単な事です。しかし、出来ないで終わらせるのではなく、出来るようにするためにはどうすればいいかを知恵を出し合って考えることができるのが、先輩方が築き上げてくれた西条青年会議所だと確信しています。
決して楽しいだけの青年会議所ではないと思いますが、メンバーには楽しむ為にどうすればいいかを考えていきながら、JCライフを過ごしていってもらえればと思います。
苦楽を共にしてこそ仲間です。
おなじ365日なら志を同じうする者、相集い、力を合わせ、青年としての英知と勇気と情熱をもって 明るい豊かな社会を築きあげたい。
~我がふるさと西条~
我々が活動している西条市は、愛媛県東部に位置し、南は西日本最高峰「石鎚山」、北は瀬戸内海に囲まれ、気候は温暖で、豊富で良質な自噴水「うちぬき」に代表される豊かな自然環境をはじめ、古刹や名湯といった魅力的な観光資源も有しています。
また、日本一の生産量を誇る裸麦や愛宕柿、春の七草など多種多様な農作物の一大産地であるとともに、飲料、電気機械などの工場が立地しており四国最大規模の工業地帯となっています。ただ、人口減少等様々な課題に直面している今、西条青年会議所がその課題を他人事と考えず、LOM全体で問題を共有し市民全体に伝えていける環境づくりを構築し、西条市がより魅力的な街へ成長できる一助となります。
~子供達は街の宝~
子供が成長していく過程において、家庭での子育てや学校での様々な教育があるが、社会に出た時の生き方というのは中々教えてもらって出来るものではありません。地域の方々や人生の先輩方に接しながら、自然と生き方を覚えていくものと考えておりましたが、新型コロナウィルスによってその学びが奪われる形となり、子供の成長に不安を覚えます。
今、我々青年会議所がその事に目を向け、先輩に教えて頂いた「釣ってあげるのではなく、釣り方を教えてあげること」を実践すべき時だと考えます。子供たちを成長させるのではなく、成長するためにはどうすればいいかをLOM全体で伝えていき、明るい西条の未来の一助となります。
~視野を広げる「鍵」を見つけに~
近年、西条青年会議所のメンバーがピークの半分程度になっている現状に直面しています。少数精鋭という素晴らしい言葉がありますが、色々な視野、視点を考えると10人より100人の言葉を聞くことが出来る方が、視野を広げる事、違う価値観の人からの刺激を受ける事ができ、個々のスキルアップにつながると考えます。
西条市にはJCをはじめ多彩な団体が数多く存在しています。団体の垣根を超えて交流を行い、それを自分のスキルアップに繋げて、西条青年会議所の素晴らしい所を伝えていくことで会員増加を図ります。
~西条青年会議所メンバーへ~
私は2012年に入会し、沢山の先輩方に人生勉強や礼儀作法等様々な事を教えていただきました。
その教えて頂いた事が仕事にも生かされています。そんな私もJCライフが残り少なくなってきましたが、今まで教えていただいた事を今度は教えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
一番に自分はなぜ西条青年会議所で活動できているかを今一度考えて下さい。
JCだけでは駄目です。仕事、私生活全てが出来て素敵なJCライフが送れると思いますので、その事を忘れず皆さん一丸となってどんな苦難があろうとも前を向いて西条青年会議所を盛り上げていってください。
【2021年度活動方針】
《西条の魅力発信委員会》
・厳粛且つ個性的な例会・理事会・総会の運営に努める
・例会自体の運営の見直し
・会員拡大
《煌めく青少年委員会》
・会員の資質向上を図る
・青少年に夢と希望を与える事業
・会員拡大
《JCブランディング室》
・会員資質向上事業
・メンバー内の結束を固める広報活動
・記憶に残る卒業式
・会員拡大